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大河ドラマ『篤姫』第30回「将軍の母」

久しぶりの篤姫感想です。5月頃まではどうにか毎回視聴していたのですが、実はそれ以降見逃してる回が何度かありまして・・・。それでも最近は、青春ラブコメディ路線?だった初期の頃に比べ、それなりに落ち着いて見られるなぁと思っています。篤姫もちゃんとした大人になってくれたし(笑)、幕府内や薩摩藩内の様子が、幕末に向けていよいよ慌ただしくなってきたので、その辺もワクワクできる要因かなと。
さて夫と養父をほぼ同時期に失いながらも、彼らの遺志を受け継いで生きていこうとする、篤姫改め天璋院。しかし時代はめまぐるしく動いていきます。ここ数回分のドラマに関係のある出来事の流れをまとめてみました(日付はすべて旧暦)

安政5年(1858)
7月5日  幕府が一橋派の関係者への処分を発表
7月6日  徳川家定死去
7月16日 島津斉彬死去
7月21日 家定に正一位太政大臣が追贈される
 同日   継嗣の徳川慶福が家茂と改名
8月8日  家定の薨去を公表
 同日   戊午(ぼご)の密勅(*孝明天皇が水戸藩に勅書を下賜)
8月末   島津斉興、薩摩に帰国のため江戸を出立
8月29日 家定御台所の敬子(篤姫)が落飾、天璋院と号す
9月5日  近藤茂左衛門が京で捕えられる
     (*安政の大獄での最初の逮捕者。2日後には梅田雲浜が逮捕されている)
10月25日 徳川家茂、征夷大将軍宣旨を受ける 
11月16日 西郷吉之助と月照上人、錦江湾で入水
      月照は死亡、西郷は奇跡的に一命を取り留める

他にもこの間に、米に続き英・仏などの諸国とも通商条約を結んだり(=安政五ヶ国条約)、西国では松下村塾の皆さんがあれこれ活動したり、ついでに江戸ではコレラが大流行(5月に長崎に入港した米軍艦よりもたらされた)等々、まああれこれと起きてるんですね。
いろいろな事件が同時進行していくのはどの時代も同様ですが、特に幕末はその件数が多い&展開が早すぎて、ともすれば何が何だか混乱しがちです。個人的にはもう少し詳しく描いて欲しいなーという出来事もあるのですが、幕府と薩摩中心に分かりやすくまとめている方法は、それはそれで悪くないのかなとも思います。
今回私が目についたポイントは、天璋院と家茂の関係。
家茂は、斉彬が推していた慶喜の対抗馬だったわけですから、最初のうち天璋院は彼に対して、あまり面白からぬ複雑な思いを抱いてたのでは?という気が私はするんですね。もっとも勝海舟情報によると、彼女は後にはその慶喜と不仲になったそうですが…。
しかしここでは、新しい家族である"息子"の支えになろうと心がけています。そうする事が亡き上様の遺言に叶うことだからと…。で、家茂も"母親"の思いに応えようと務めてましたね。
正直美化し過ぎのような気がしないでもないのですが、家族や夫婦の絆・愛情を前面に押し出すというこのドラマの路線からはぶれてないので、これでいいのかも。
ところで家茂の実母である実成院は出てこないのでしょうか??

そんな彼らを牽制するのが大老・井伊直弼。天璋院の願いがどうであれ、大奥から表のやり方に口を挟まれるのは困ると、田安慶頼を将軍後見職に据え、家茂にも釘を刺します。
フツーに見りゃ悪役なんでしょうが、官僚としては至極当然の考えじゃないのかなと感じました。家茂は機嫌を損ねてましたが、この辺はまだ数え年13歳(にはとても見えませんがw)の幼君ですから仕方ないんですかね。

次回は、幾島がお暇を申し出る展開ですね。家定と斉彬に続いて、篤姫の前半生に強い影響を持った人物が、また去って行くことになります。

Comment

2008.08.03 Sun 16:07  |  目ヂカラ井伊直弼♪

梅雀さんがイイ味出していると思います♪
お子チャマなお方々の中で、唯一の萌えポイントです(?)

出来ることなら、来年は家康役で出演していただきたいっ!
(注:原則、連投禁止だそうです)
ラブリーで狡猾な家康がいいのになぁ〜
悪役が魅力的な程、ドラマは面白くなると思います。

って、来年の話をして・・・鬼に笑われる?(^^;)

  • #7C/zVFSk
  • リューザキ
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2008.08.05 Tue 21:26  |  >リューザキさん

梅雀さんを含めて、要所に配された実力派俳優の方々が、ドラマを引き締めていますよね。
でもそんな井伊梅雀とも、どうやら来週でお別れのようで・・・(寂)
なんだか急に話が進むんだなーと思いましたが、暗い&重い出来事はサラリと流すのが「篤姫」流なんでしょうか。

梅雀さんの家康役は面白そうですね!
一見トボケた雰囲気ながら実は狡猾な裏の顔を併せもつ、みたいな。
今まで何度か徳川家の人物を演じてるご縁もありますし、来年は無理としても、
いつか実現を望みたいですね♪

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