落城の遺物
YOMIURI ONLINE「落城の炎 おにぎり焼く 鮫ケ尾城跡で出土」
戦国武将・上杉謙信の没後に起きた跡目争い「御館(おたて)の乱」で落城した妙高市の鮫ケ尾城跡から、当時の戦火で焼けた「おにぎり」が出土した。21日、同市教育委員会が発表した。同城の米蔵跡からは、焼けた備蓄米が多数出土しているが、おにぎりは初めて。出陣や籠(ろう)城に備え、携行食として用意されたものとみられる。
鮫ケ尾城は、謙信と武田信玄が覇を競った信越国境近くにあった山城で、上杉景虎の最期の地として知られる。
「おにぎり」は、2006年6月、山頂に近い通称三の丸地点を調べた際、大量の焼けた米などとともに出土した。いずれも泥が表面に付着した、うずらの卵大から拳よりやや小さい大きさの塊だった。
市教委は昨年3月、その中から比較的大きな4点の鑑定を国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)に依頼。その結果、〈1〉もみ殻のある米ではなく、炊かれた飯の塊〈2〉外側の曲線が手で握った時の形に近い〈3〉笹のような植物の上に置かれたか包まれたような痕跡がある――ことなどから、おにぎりが焼けたものと判断した。「おにぎり」は炭化していたが、麦や雑穀類は混ざっておらず、米100%だった。(後略)
「御館の乱」とは、天正6年(1578)上杉謙信の死後、彼の養子である景勝(謙信の甥)と景虎(北条氏康の子)の後継者争いに端を発した越後の内乱を指します。謙信は跡継ぎを公式には定めてなかったのに加え、一族や家臣の間の勢力争いも絡み、まさに家中を二分する戦いとなりました。
戦いは当初、実家の北条氏とその同盟国の武田氏をバックにつけた景虎方が優勢でした。しかし春日山城を抑えていた景勝は城内の莫大な金銀を用い、領土の割譲や多額の黄金を贈る等の条件で、武田勝頼に和睦を持ち掛けます。長篠の戦い以降、出兵が相次ぎ軍資金に困窮気味だった勝頼は申し入れを受諾して撤兵。これ以降徐々に形勢は逆転していきました。
翌年3月、景虎が籠城していた御館城がついに落城。彼は小田原へ逃亡を図りますが、途中立寄った鮫ヶ尾城で城主の寝返りに遭い自害。こうして景勝が勝利を収め、上杉家の当主の座に就いたのでした。
謙信は本当はどちらに跡を継がせたかったのかとか、勝頼の選択の是非についてなど、いろいろ考え出すと尽きませんが、個人的に謎なのは景虎の実兄・北条氏政の動きが鈍かった(武田軍の撤退後にようやく援軍を差し向けてる)ことなんですよね。当時の北条氏を取り巻く状況として、すぐには出兵できない理由があったのかな??
さて発見されたこのおにぎり、雑穀の混ざっていない"銀しゃり"であったことから、担当者の方は「景虎陣営が、最後の戦いを前に兵士たちに振る舞ったものでは」と見ているようです。いわば"最後の晩餐"の残りものかも…と思うと、複雑な気分になりますね。
おにぎりを始めとする当時の戦場食については、「関ヶ原ブログ」様に詳しく書かれています。また現在の鮫ヶ尾城跡の様子は、サイト「埋もれた古城」様に掲載されていますので、ぜひご覧になって下さい。
ドラマ『鞍馬天狗』第1回
私は『鞍馬天狗』に関しては、原作も昔の映画もドラマも全くもって知らないし、ほとんど興味もございません。じゃあ今回なぜ見たのかというと、幕末期の実在の人物(桂小五郎、近藤勇、土方歳三)が出てくるので、彼等がどんな風に描かれているのかな〜と思って、理由は単にそれだけ(笑)
そんな気軽な調子で見てみたんだけど、知識がない上にあまり期待もしてなかったのがよかったのか、意外にもなかなか面白いじゃないですか。いい意味での荒唐無稽な設定、過剰気味な演出が却って新鮮で楽しめましたよ。たまにはこういう昔ながらの、正義の味方のヒーローが悪を成敗する娯楽時代劇もいいかなと感じました。
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大河ドラマ『篤姫』第1回「天命の子」
いよいよスタートした『篤姫』。なんていうか、悪くはないんだけど、まあプロローグとしてはこんなもんかな?という感じの第1回でした。いまいち褒めてないような書き方ですが(笑)、血と野望にまみれた戦国おっさんワールド『風林火山』にすっかりハマっていた身としては、南国らしい明るくのんびりとした雰囲気と、戦いのない平和な時代に生きる登場人物たちに、戸惑っていると言った方がいいのかも。
オープニングは、CGを多用して夢幻的な効果を生み出してましたね。さすがに女性主役のドラマだけあって、非常に柔らかさと華やかさを感じさせる画面に仕上がっていました。音楽はこれまたふわりとした美しいメロディで、インパクトにはやや欠けるけど、私は結構気に入りました。堂々とした力強い響きのテーマ曲もそれはそれで好きなんだけど、個人的には流麗な曲の方がより好みなので、とてもイイ感じです。
オープニングは、CGを多用して夢幻的な効果を生み出してましたね。さすがに女性主役のドラマだけあって、非常に柔らかさと華やかさを感じさせる画面に仕上がっていました。音楽はこれまたふわりとした美しいメロディで、インパクトにはやや欠けるけど、私は結構気に入りました。堂々とした力強い響きのテーマ曲もそれはそれで好きなんだけど、個人的には流麗な曲の方がより好みなので、とてもイイ感じです。
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