運慶作の仏像発見
asahi.com「鎌倉時代、運慶作の仏像見つかる 横浜市の金沢文庫」
鎌倉時代の仏師・運慶(?〜1223)が制作した仏像、大威徳明王(だいいとくみょうおう)坐像(ざぞう)が横浜市金沢区の神奈川県立金沢文庫で見つかった。1216(建保4)年の作とみられる。運慶作と確定される現存作品は十数体とされ、晩年の作風を示す貴重な発見だ。
同文庫によると、像は高さは21.1センチの小像。同区の称名寺で長く埋もれてきたが、1998年から同文庫が保管。傷みが激しく昨年、解体修理を始めた。今年になって像内に納めてあった文書を開封したところ、奥書に「源氏大弐殿(だいにどの)」が運慶に発注したという記載を見つけた。また、鎌倉時代の彫刻に詳しい水野敬三郎・東京芸術大名誉教授らが作風からも運慶作と確認した。
像は破損個所が多いが、当初は6手・6足で水牛に乗る姿だったとみられる。手足のほとんどと水牛座は損失。体は運慶作らしく引き締まった姿で、晩年の特徴である端正さも併せもっている。
源氏大弐殿は、源頼家・実朝の養育係とみられ、歴史書「吾妻鏡」にも登場。奈良・京都で活動した運慶と鎌倉幕府の関係の深さを物語る証拠ともなる。像は4月19日から同文庫で公開予定。
運慶といえば最も有名な仏師の一人ですが、彼の真作と認定されている像は意外に数少ない(今回の発見は実に48年ぶりだったそうです)んだな〜、知りませんでした。800年前の作品ともなれば、火災や戦乱などで失われてしまったものも多いんでしょうね。この像も破損部分が多いのは残念ですが、独特の力強い表情に運慶の作風を見ることができる気がします(←素人の鑑識眼ですけどね
)そして発注者である「源氏大弐殿」は、金沢文庫のホームページによると、「『吾妻鏡』に登場する「大弐局」(だいにのつぼね)を示すと考えられ、源氏一門の加賀美遠光(かがみとおみつ)の愛娘で、頼家・実朝の2人の養育係として重要な役目を果たした」人だそうです。加賀美遠光は新羅三郎義光(源義家の弟)の曾孫にあたり、武田信義(武田氏の祖)の弟です。
私は『吾妻鏡』をまともに読んだ事ないので勝手な憶測になりますが、頼朝の息子2人の養育係を任せられるとは、大弐局という女性はよほど厚い信任を得ていたんですね(この場合、兄弟ともに同じ乳母がつくとは考えにくいので、彼らがある程度成長してからの教育を担当していたのかなと思います)。有能であったのはもちろんでしょうが。
ちょっと検索してみたら、「大弐局は頼朝の側室とも伝えられる」てな記述もありましたが、どうなんでしょうねえ?まあ正式な側室ではなくとも、「お手つき」になったことならあったのかもしれませんが(笑)。それはともかく、彼女がこの仏像を注文した理由が将軍家と関係があるのか、それとも個人的な事情なのかも気になるところです。
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大河ドラマ『風林火山』第12回 「勘助仕官」
- Tue
- 22:48
- 映像 - 大河ドラマ「風林火山」
前回、クーデターで国を追われた武田信虎と対峙し、積年の恨みの感情からやっと解放された山本勘助。そして以前から意識していた晴信が家督を継いだ武田家に、ついに仕官を決意。長かったプータロー生活とも、とうとうおさらばです。
今回から原作部分に突入したんですよね。私はいまだに原作読んでないんですが、オリジナル部分がとてもよかったので、もう最後まで手をつけずにこのままドラマの世界を楽しんでおく方がいいのかな〜とも思っています。
あっ前回といえば、信虎役の仲代さんがよかったなぁ。特に最後、へたりこんで「甲斐には晴信がおる、儂が育てた晴信がおるのじゃ」と呟くところは、晴信に対して複雑に入り混じる感情が、あの言葉に集約されていたような気がします。始まったとき、「元気なさそうだけど大丈夫か?」とか書いてすみませんでした(笑)
あと亀さんも、最近演技がよくなってきたと思います。特に今回からは名実共に武田の当主となったという事で、鷹揚な雰囲気も出してましたね。でもちょーっと声張り上げ過ぎかな?て時もあったりするけど(^^;
さて勘助は駿河に来ている板垣信方に接近することを思い立ち、そのために青木大膳を噛ませ犬にしようとしますが、青木もそれを察して勘助を殺そうとしてたんですね。どっちもどっちですな〜。ま、主役の汚れ面も描くあたりは私好みなんですけど。
青木大膳は原作でも使い捨てキャラ(?)のようなので、ここらで死んでいただくのは致し方ないんでしょうが、結構オモロい奴だったので(前回の信虎と勘助の対決での、空気読めなさっぷりとかw)今川に仕官が叶った等の設定にして、もうちょい出続けて欲しかったかなーとも思いました。
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TV『新説!?みのもんたの日本ミステリー!2 』
- Sun
- 23:01
- 徒然雑記
お笑い番組としてね(笑/だからカテゴリーもドキュメンタリーに入れてない)
わたし的には、ちょっと前によくやっていた「藤岡弘、探検隊シリーズ」と同じニオイを感じましたね。しかもテレ東ときてるので余計に安い感じだし、司会者からしてうさんくさい(失礼)。1を見なかったのをちょびっと後悔です

こーいう番組はツッコミを入れてナンボだと思うので、早速いってみよう!
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♪武田信玄公のうた♪
- Fri
- 22:59
- 徒然雑記
今日の戯言・さこにゃんと花の乱
- Sun
- 19:50
- 徒然雑記
昨日NHKの番組にひこにゃんが出てて、相変わらずかわいかったなあ〜
400年祭りにも早く行きたいけど、人気が出すぎて会えても写真撮ってもらえるのかどうか心配だ(お城とひこにゃんとどちらがメインなんだ!?というツッコミは無しで)そんなひこにゃんに、手強いライバルが誕生したそーです。その名も「しまさこにゃん」。石田三成の家臣・島左近がモデルだそうで。商店街のイメージキャラてのが、ちょっとスケールが小さくて悲しいものがあるけど、獰猛?性悪?そうな目つきがいいですね(笑)。戦国マニアはぜひとも応援するように

【後日追記】すんません、しまさこにゃんは「商店街のキャラクター」ではなく、正確には「"彦根花しょうぶ通り商店街"にある街の駅・"寺子屋 力石"のイメージキャラクター」でした・・・m(_ _)m
寺子屋 力石さんのブログ→■ひこね「街の駅」寺子屋 力石
ところで最近、時代劇専門チャンネルで昔(1994年)の大河ドラマ「花の乱」の再放送を見てるんですが、かなりおもしろくてハマっています!
このドラマ、「大河史上最低の平均視聴率」という記録を持ってるらしい(2位が「竜馬がゆく」(1968年)、3位が「武蔵 MUSASHI」だそうです)ので、「そんなにつまらなかったのか!?」と、半分恐いものみたさで見始めました(爆)。実際視聴して、一般的には馴染みの薄い室町時代が舞台の上に、ストーリーは暗いし観念的な描写が多いので、万人に受け入れられ難いのも致し方ないかなと感じます。
でも中世独特の、呪術的な雰囲気や虚無感が全篇に漂ってるのが、個人的にはうひゃひゃーって感じで(←変態か)ツボにきてたまりません。あと着物や風景が、非常に美しくて絵になっているのもイイ!将軍や大名たちも、江戸時代のそれと違って気品があるんですよね。やっぱ日本男子は、ちょんまげに羽織袴じゃなく、烏帽子に直垂がイカしてると思う(笑)
まだまだ触れたいポイントはあるけど、また見終わったら感想書きます。
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ドラマ『またも辞めたか亭主殿 -幕末の名奉行・小栗上野介-』
万延元年(1860)、幕臣・小栗上野介は遣米使節として渡ったアメリカから帰国するが、折しも江戸では開国か攘夷かで揺れ動いていた。小栗は勝海舟と対立しつつも、妻の道子に支えられ、勘定奉行や軍艦奉行を歴任しながら幕府の近代化を推進していく。やがてフランス政府の援助を仰ぎ、横須賀で造船所の建設にこぎつけるが・・・。
進取の精神で造船所建設に尽力するも、志半ばで処刑された小栗上野介の生涯を、妻・道子との夫婦愛を軸に描く。
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かに星雲と藤原定家
歴史ニュースっちゅうか、天文ニュースなんですが・・・。明月記に超新星の記述があるのは知っていたけど、このニュースを見て改めて思い出したので、ちょっと詳細を調べてみました。時事通信社「「かに星雲」の鮮明な画像公開=すばる望遠鏡で撮影−国立天文台」
地球からおうし座の方向に約7200光年離れた「かに星雲」の鮮明な画像を、国立天文台がすばる望遠鏡(米ハワイ島)で撮影し、ホームページで13日公開した。かに星雲は1054年に起きた超新星爆発の残骸(ざんがい)。平安時代末期から鎌倉時代初期の歌人、藤原定家の日記「明月記」にも記されていたことが知られる。
超新星とは、一つの恒星がその一生を終える時に引き起こされる、大規模な爆発現象をいいます。
藤原定家は1162年生まれなので、当然1054年の現象をリアルタイムで見た訳ではありません。おそらく陰陽寮(占いや暦の編纂を司る部署)の記録を引用したのではと推測されています。定家は安倍泰俊(安倍晴明の子孫)という陰陽寮の役人と親しく、彼から天変について情報をもらってたようです。日記の中にも星や月についての記述が頻出し、「定家「明月記」の天文記録」という研究書も出版されているほどです。
そしてかに星雲の元となった超新星の記録は、明月記の寛喜2年(1230)11月8日の項に記載されています。(原文は漢文)
後冷泉院・天喜二年四月中旬以後の丑の時、客星觜(し)・参(しん)の度に出づ。東方に見(あら)わる。天関星に孛(はい)す。大きさ歳星の如し。
客星とは彗星や超新星などの、通常は見られない一時的な天文現象を表します。また「参」「觜」は現在でいうところのオリオン座、「天関星」はおうし座のζ(ゼータ)星、「歳星」は木星のこと、「大きさ」は星の明るさを示すそうです。
つまり上記の文章は、「後冷泉天皇の御代の天喜二年(1054)4月中旬以降の夜中、オリオン座の東・おうし座ζ星付近に超新星が見えるようになった。明るさは木星くらいだった。」という意味かと思われます。
同様の記録は中国の宋時代の天文史にも見られ、それによると客星は23日間は昼間でも見える程に明るく輝き、約2年後にようやく見えなくなった等、より詳しい事がわかりました。またこの宋書の記録から明月記の4月という日付は、5月の誤りの可能性が高いと考えられてるとの事です。
かに星雲自体は、18世紀にイギリスの天文家により発見されています。
1054年といえば、藤原道長の息子・頼通が宇治に平等院を建てた2年後にあたり、末法思想が蔓延していた時期です。超新星出現に関しての同時代の記録は残ってないらしいのですが、昼間でも見える異様に輝く星の出現に、人々は一層不安感を増大させていたのかもしれませんね。
平安の泥沼政治劇・応天門の変
調査の結果、当時大納言であった伴善男が仕組んだ放火と断定され、彼は官位を剥奪され流罪となりました。しかしこの事件は発覚から決着まで、何とも奇怪な経緯を辿っており、真相は藪の中のままであるといえるでしょう。
◆火災発生
まず当時の政界のトップ、かつ事件の関係者は以下の人々です。
各々の人物紹介は後述するとして、まず事件の経過を簡単に追います。太政大臣:藤原良房(63歳)
左大臣 :源信(嵯峨天皇の皇子・57歳)
右大臣 :藤原良相(良房の実弟・54歳)
大納言 :伴善男(56歳)
閏3月10日、応天門から出火し全焼。朝廷は慌てふためき、盛んに加持祈祷を行う。
その後(正確な日付は不明ですが、閏3月後半頃と思われます)、伴善男が「これは源信(みなもとのまこと)の仕業です」と藤原良相(よしみ)に告発。良相は兵を使わし、源信邸を包囲する。藤原良房は養子の基経から報告を聞き、驚いて宮廷に駆けつけ「このような重大事は、よくよく取り調べてから対処すべきです」と清和天皇に奏上。宣旨が発せられ、兵たちはやむなく引き上げた。
◆意外なところから犯人が判明
8月3日、大宅鷹取という者が「火事が起こる直前、伴善男と息子の中庸、雑色(召使)の3人が応天門から走り去るのを見た」と申し出た。
鷹取は恐ろしくて黙っていたが、ある日彼の子が善男の家の役人の子と喧嘩し、役人は鷹取の子を死ぬほど痛めつけた。抗議するが役人は「大納言様にお仕えするこの私に、下っぱ官人が何をぬかす」と威張り謝らない。怒った鷹取は「お前の主人なんぞ、俺の口ひとつでクビが飛ぶわ!」と吐き捨てた。この発言が噂で広まり、鷹取は召還され目撃した内容を告白したのである。
(上記は『宇治拾遺物語』の説。『日本三代実録』には、鷹取は善男の従者に娘を殺されたため告訴したとありますが、放火目撃の件は出てきません)
善男親子らは捕縛され厳しく尋問されるが、彼らは決して犯行を認めなかった。
9月22日に判決。「伴善男・中庸と他3人の共謀者は、応天門を焼いた罪によって死罪。但し罪一等を減じて遠流とする」善男は伊豆国、中庸は隠岐国へ流罪となる。
都へ戻れぬまま、2年後に善男は配流先で死んだ。
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時代劇新作情報
webザテレビジョン「エンターテインメントニュース:石垣佑磨から佐藤浩市まで主演する豪華な時代劇」
NHK総合の「木曜時代劇」枠の新ラインナップが決定し、5日、同局で発表会見が行われた。
4月以降に同枠で放送される5作品の主演俳優、村上弘明、石垣佑磨、山本耕史、佐藤浩市、野村萬斎が出席。「夏雲あがれ」で時代劇初主演を果たす石垣は「昨日の夜から緊張しっぱなしです(笑)。楽しく、元気よく、暴れ回りたいと思います!」とさわやかにあいさつ。大河ドラマ「新選組!」('04年)で土方歳三を演じた山本は「現代を生きる僕たちが抱くロマンなど、自分の想像力を役に入れ込めるのが時代劇の魅力。今回は、普段だらだらしているのに、ひとたび刀を抜くとものすごく強いというギャップのあるヒーローを演じたい」と抱負を語った。
また、「鞍馬天狗」で主演を務める野村は「『鞍馬天狗』と言えばイカのようなずきんをかぶって、都合のいい時にだけ現れるというイメージですが(笑)。どのようなキャラクターになるかは検討中。僕としてはちょっと怪しいやつがいいなぁ」と話し、記者たちを笑わせた。
「柳生十兵衛七番勝負〜最後の闘い〜」
主演:村上弘明 4月5日〜5月31日放送
「夏雲あがれ」
主演:石垣佑磨 6月7日〜7月5日放送
「陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜」
主演:山本耕史 7月放送
「風の果て」
主演:佐藤浩市 10月放送
「鞍馬天狗」
主演:野村萬斎 '08年1月放送
*各ドラマのあらすじはこちら:
NHKドラマニュース2007|木曜時代劇全5作品・主役決定!
一部を除いて(汗)、グッと若返った主演陣ですね。
「夏雲あがれ」は宮本昌孝氏の原作で、私はこの作家さんの小説が結構好きなので、映像化されるのは嬉しいです。放送期間が短めなのはちょっと残念だけど…。萬斎さんの鞍馬天狗も、どんな感じになるのか想像つかなくて面白そう。一歩間違えればトンデモドラマになる可能性もありますが(^^;)
とりあえず4月の柳生十兵衛を(おそらく最終シリーズになるのかな?)楽しみに待っていようっと。
ところで浅田次郎氏の新選組小説「輪違屋糸里」が、上戸彩の主演でドラマ化されるらしい、というニュースが少し前から話題になってましたね。
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第四回アンケート結果
- Sat
- 23:19
- 徒然雑記
今回初めて同一人物の連続投票を可能にしてみたら、ひとりで10票くらい入れてる人がいて、いたずらなのか、それともその城が大好きなのかどっちなんだと思って、なんだかおかしかったです。
さて、結果の方は以下のようになりました。
1位/大坂城(30票)
正直言って、意外な結果だった…(*_*)
アンケート募集の時にも書きましたが、わたしゃ現存の(昔のは当然知らんけど)大阪城あまり好きじゃないんですよ。城好きな人の意見を読んでいても、名古屋城と並んで評判がイマイチのようだし。どちらも再建だから、風情に欠けるのは仕方ないんですがね…。
でも日本の有名なお城のひとつであるのは確かだし、やっぱり根強いファンはいるのね〜。ごめんなさいねー、好きじゃないとか言っちゃって。
申し訳ないので、何とか褒めどころを考えてみました。
・アクセスがよい。
・遠くから見た(←ここ重要)天守閣はカッコいい。
・天守閣内の歴史博物館の展示内容は充実してる。戦国マニアにお薦め。
・案内ボランティアのおっちゃんが、気さくで愛想がよかった。
・・・あれっ、長所もけっこうあるじゃないか!?
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